20160912

日々のお茶を楽しんでいますか。

 

白露の候、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

秋の深まりを感じるようになりました。

 

お月見が近くなると、「うさぎ」や「すすき」など、この時季らしい和菓子を見かけます。

私たち日本人にとって、お茶を飲む事と、ご飯を食べる事は、日常であり、生活の基盤になっています。

 

でも、「茶道」または「茶の湯」という表現に変わると、なぜか非日常的な行事になっています。

これは、時代と共に日本人の生活スタイルが激変したのが、大きいと思われます。

残念なことではありますが、着物・畳・床の間が生活様式から消えつつあります。

 

毎日の食事の時、お茶は、どんな味がしていますか?

 

いつもより少しだけご自分に対して、丁寧に接する時間と場所を作ることを意識するだけで

お茶の味が違ってくるはずです。

 

そういえば、「飾る日も飾らない日もミツ・・で」

という宣伝がありますね。

 

まさにこんな感じです。

どちらであっても、生活スタイルを意識することが大切だと思います。

 

私が主宰させて頂いている(静岡)茶華道稽古は、

「まずは、一服差し上げます。」

「季節の花を暮らしの中に愛でる。」

 

ここから始めています。

毎月、新鮮な気持ちで取り組んでいます。

 

20160912 はが ゆうこ

9月15日は、十五夜ですね。

月を眺めるなんて、本当に日本文化は奥が深い!

いつも感動しているわたしです。

 

15日は、ススキと団子そしてサツマイモを

忘れずに。